原因

原因と責任の全ては、加害者にあります。
私だけではありません。
被害女性は、何故、自分が被害に遭ったのかの原因すら分からずにいます。

社会保険労務士会の会合の場で、猥褻行為の被害に遭うと誰が予測しますか?
国家資格である社会保険労務士の集まりで、猥褻行為の被害に遭うと誰が予測しますか?

I口は、私の好みのタイプでありません。
むしろ嫌悪するタイプの男でした。

嫌いなタイプの男に身体を触られて、怒ってはダメなのですか?
まして、拒否の意思表示を何度もして、近づいてくれば離れるを繰り返し、逃げているのに追いかけてこられて、人前で臀部を下から上に触られるという猥褻行為を受けた。

I口が所属する組織である社会保険労務士会に処分を求めてはダメですか?

社会保険労務士として、猥褻行為を社会保険労務士会の会合の場で平然と行う人間が社会保険労務士であることが許せないという思いを持ってはダメなのですか?

O都道府県社会保険労務士会のS支部の当時の事務局長であったM下は、処分を求めることに対して、セカンドハラスメント(セクハラの2次被害)の発言がありました。
 「もう、終わったことです。」
 「I口先生は泉州支部の活動に貢献されてきた方です。そのような方を処分できません。」
 「今回、支部として問題にしたのは、カラオケの席を退席するという意思行動があったからで、後から触られたと言われたのでは問題にできない。」
 「今後、I口先生と顔を合わせないわけにいかないでしょう。」
M下は、社会保険労務士として、社会保険労務士会の会合の場で、猥褻行為を平然と行う社会保険労務士の存在を何とも思わなかったのでしょうか。。。


I口が猥褻行為を行わなければ私はM下からのセカンドハラスメント(セクハラの2次被害)の被害にも遭わなかった。
そして、問題提起したことによっての更なるセカンドハラスメントにも遭わなかった。。。

全ての原因は猥褻行為の加害者にあります。

時間と労力だけでなく、お金も随分使いました。
I口から猥褻行為の被害を受けなければ、使う必要がなかった時間と労力とお金です。
I口から猥褻行為の被害を受けなければ、どんなに良かったことかと何度も何度も思います。
せめて、M下からのセカンドハラスメント(セクハラの2次被害)がなければと何度も何度も思います。

私と同じように、何故、自分が被害に遭ったのかも分からず、加害者に原因があることで苦しみ続けている被害女性とも出会いました。

私たちが苦しんでいる原因は、加害者の行為です。
加害者に原因があることを、加害者の問題であることを、そのことの追及することを責める加害者が属する組織が原因です。

被害女性に原因を無理矢理探しています。

I口が、私を触ってよいという理由はどこにもありません。
私が拒否している以上、I口は私に触ってはならないのです。
いえ、拒否をしなくても、私が了承しないかぎりI口は、私を触ることは許されません。
私は、I口に触ることを許したことは一度もありません。


社会保険労務士会は、I口を責めるのではなく、問題提起した私を責めます。
そのことも許せないから。。。戦い続けているのかもしれません。

私に原因はありませんから、この戦いに、私にはリスクがありません。
たとえ、負けても何のリスクもありません。
戦わないことの方が、死ぬ時、きっと後悔することでしょう。

しかし、加害者と加害者が属する組織。。。I口とM下、そして、社会保険労務士会は、仮に、この戦いに負けたときのリスクは計り知れないものです。

『いつの時代も女性たちの人間の尊厳をかけた取り組みが続いてきた。』。。。『次のために』との願いを込めて、多くの人が戦っています。
原因は、私たちにありません。
私たちは、尊厳を守るために戦っているのです。
原因は、全て、加害者と加害者が属する組織にあります。